写真1
写真1:ご存じ、Apple Macintosh IIci。え?これってQuadra 700でしょ、という方は本文参照。樹脂筐体に冷却用のスリット、フロッピードライブのスロットとリセットスイッチ、このミニマルさが今見ても素敵。
写真2
写真2:筐体を開けたところ。工具要らずでフタが開けられる、という構造は紆余曲折を経て現在のMacProにも生きている。写真左がフロントパネル側。手前左右がHDDと電源、底がマザーボード。向こう側の壁際に貼り付くように立っているのがPower Macintosh Upgrade Card(PowerPC Card)。写真1の状態だとこのカードが底になって、放熱に有利。
写真3
写真3:PowerPC Cardの箱とユーザーズガイド。この頃のAppleは資源保護のアピールのためか、アクセサリ類を中心に段ボール生成りの箱だったけど、いつの間にか美麗な箱に戻ったなあ。箱を開けるところからユーザ体験、てことでしょか……。この写真では小さいが、箱の値札は109,000円也。それでもマシンを高速化&延命できた喜び、プライスレス!
写真4
写真4:取り外したPowerPC Card。自前の冷却ファンがない代わりにほとんどカード全体を覆うほど巨大な放熱板が付いていてPowerPC 601プロセッサ自体は見えない。最近の巨大複雑放熱板だの液冷だのに比べれば可愛いものだが。