■ オールアバウト デジクリ


「日刊!関西インターネットプレス」を発行している神田敏晶さんが、「ねえ、日刊のメルマガやらへん?」と「悪魔のささやき」をしたのが発端です。構想1週間で(笑)スタートしたのが1998年4月13日でした。約1年後に現体制(柴田編集長、濱村デスク)になりました。
「仕事」と思わずに「部活」という感覚で楽しんでいるから続くのです。でも、感心なことに年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み以外では休んだことはありません。ふたりとも「部活」だからいつでも休んでやるゾ、と思っていますからお気楽です。筆者や情報提供者の独自のネットワークがあるからネタに困らないのです。
おもしろいこと、でもないんですが「憧れていた人と、同じ誌面にのることができた」とデスクが感激しています。有名クリエイターのコラムが掲載されて、編集後記で自分も書いているということ。編集後記を書くようになってから、ここも名物になっています。どういうキャラクターの人物が作っているのか、編集後記でなるべく出すようにしています。わたしの家には過保護犬がいることや、デスクは空手の黒帯であることなどはみんなが知っています。「編集後記だけは欠かさず読んでます」と言われると複雑な気持ち(うれしいけど)。よく読まれている証拠に、メールがたくさん来ますし、ちらっと紹介しただけのサイトのカウンタははねあがるそうです。
イベントとしては、デスク(大阪市民)ががんばって、オフ会を2回、大阪で開催しました。今度は編集長(さいたま市民)ががんばって、東京でやるつもりです。

具体的にどのような活動をされていく予定なのでしょうか。これからのビジョンを教えて下さい。
もちろん「世界征服」です(笑)。日刊デジクリは、どこの国の人が読んでも興味深いと思います。それで、日本のクリエイターに興味を持ってくれたらいいな、なんて思ってはいますが。まずは英語版の制作ですか。そのうち全世界対象のデジタルアートのコンクールをやってみたいですね。イカしたTシャツ作って海外相手にも商売したい、とデスクが夢見ています。
最初は会社がバックにありましたが、すぐに倒産して(笑)独立系になりました。ぐんぐん部数を伸ばすにしたがい、周囲からビジネス話がいくつも現れうっとーしくなったので、読者にはわからないようにいったんリセットし、「部活系」のふたり体制になりました。そして編集の姿勢はTips系から、一過性のものでない普遍的なエンターテイメント系となり、それによって、かえって独特のものとして認めてもらえるようになりました。ニュース系のものと、一線を画するメディアとなり、バックナンバーを読むひとも増えています。大手のマスコミの中にも読者が多くなっています。編集後記を掲載するようになってから、以前よりも責任をもって制作する態度になりました(笑)
デスクは「読者と結婚したいですね。わはは」と言っています。わたしたちはデジクリ発行が本職になればいいなとは思います。もちろん、独立系のままですよ。日刊デジクリの特選コラムを書籍にして販売する話は進行中ですが、編集長の怠慢でストップしています。「いろんな人と知り合えたことが一番の変化なんですけれど」とデスク。わたしもそうです。読者の中にはまだ会ったことのない親友が何人もいます。あ、事件といえるかもしれませんが、コンテスト「オペルデジタルチャレンジ2000」の広報にデジクリが指名で協力要請されて、編集長は有名なアーティストと一緒に審査員をやらせてもらいました。
まず、宣伝バージョン。わずか2人の制作発行態勢ですが、多くのクリエイターの支援と読者の激励、および意地が発信を続ける支えになっています。購読無料。お友達もおすすめください。
次に、いいわけバージョン。日刊デジクリは編集長とデスクのふたりのSOHO者が、自分の仕事時間の隙間をつかって、編集・制作・発行をおこなっています(もちろん、多くの執筆者、情報提供者のサポートがなければ続けられるものではありません)。このふたりの、仕事や健康状態、機嫌度により発行が遅れることもあるかもしれません。わたしたちは「日刊デジクリ」の発行が専業ではないため、そうなったときはご容赦願います。
そして、本当にいいたいこと。日刊デジクリは表現者のためのメディアです。どんどん情報をお寄せ下さい。どんどん売り込んでください。そしてデジクリで「もの書き」の訓練をしてください。デジクリで読者に鍛えられればメジャーでデビューも可能(なハズ)。デジクリは知られざる「もの書き虎の穴」だったのです!(ホントか?)

●「オールアバウトまぐまぐ(秀和システム、2001年1月刊)の「発行者の事件簿」というコラムで紹介されました。数あるまぐまぐのメルマガの中から選ばれた6誌のうちのひとつ。そのときの取材インタビューから。当時は週に6回発行していました。


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